ミニマリストの部屋

日々、モノを減らす実験

起業しようとして会社を辞めて失敗した話。

去年、会社勤めを辞めて、貯金だけで生活しながら自分がどこまで起業のために頑張れるか試してみようと過ごしてきました。

振り返るとその結果は、貯金が減っただけでした。無駄に過ごした時間も多いです。何かをやっている気になっていただけでした。
原因は、明確な目標も持たず、計画も立てていなかったことでした。起業再スタートに向けて、失敗したことについて考えてみました。

お金の失敗

2018年の年末、銀行に100万円ほど貯金がありました。これまでまとまって得たことのない自由になるお金が目の前にある。しばらく働かなくてもなんとかなりそう。ダメだったらまた派遣会社に仕事探して貰えばいいや。そんな軽い気持ちで派遣の仕事を辞め、2019年1月から会社勤めをしない生活がスタートしました。

でも何ヶ月でいくら貯金が減るか考えてなかったんです、わたし。だって今まで一度もまともに会計簿がつけられなくて、ようやく今年の4月ごろに自分に一番あった方法に出会い、月々自分がいくらぐらい使ってるかわかったのって、今年の夏くらいなんですから。

貯金を切り崩して生活をしながら、5月ごろにあれ?貯金がすごい減っている!また派遣の仕事にもどろうかな〜?なんてゆる〜く考えていた矢先、五百円玉貯金を換金してまた100万円を手にしてしまったばっかりに、また働かずに貯金を切り崩す生活を続けてしまいました。

時間の失敗

会社勤めを辞めたら、朝早く起きなくてもよくなったので朝はゆっくり9時とか10時に起きて、夜は2時ぐらいに寝る生活になっていきました。自分が朝方なのか、夜型なのか、中間型なのかを『When 完璧なタイミングを科学する』でテストしたところ、私は夜型で、夕方以降の方がパフォーマンスがいいということがわかったものの、その状況に甘んじてしまったんです。

たしかに依然と比べると、17時ごろからの方がブログの文章がすらすらと書けるようになりました。でも時間の使い方に全く目標がない。好きなときに起きて、好きなときに寝る。今日はカフェでブログを書こうかなーなんて家を出て、カフェでランチをしてさあパソコン開こうと思ったら、うっかりAmazonで届いた荷物が届く時間だったーってことに気づいてただランチ食べて帰るだけになったりもしていました。

健康の失敗

起きる時間と寝る時間がバラバラになってきたため、食事を取る時間が崩れてきました。11時ごろに朝ごはんを食べる日があったり、7時ごろに近所のファミレスに行ってモーニングを食べたり、あんまり動かないのでお腹もすかず、1日2食の日が増え始めました。

そのくせ自炊が面倒臭くて、出来合いのお惣菜やパスタで済ませたり、コンビニにもよくお世話になりました。でも体は薄味に慣れてしまっているので、うっかりカップ麺を食べたら、しょっぱすぎて食べられないという失敗も。

睡眠の失敗

毎日体も頭もバランスよく使っていないので、夜なかなか眠れず、明け方4時ごろまで眠れない日が何度もありました。特に夕方以降はブログを書こうと思いながらずるずるとネットサーフィンを始めてしまいます。

マーケティングと称して人のブログを読んでブログの書き方を研究してみたり、ターゲットについて考えてみたり、集客の方法について検索してみたり。でも結局何を学んだのかよくわからないまま気づいたら2時。そのまま布団に入るけど、6時間も7時間もずーっとパソコンの画面をみていたためか目も頭も冴えてしまって、眠れないという悪循環。

失敗に気づいて得たもの

このまま、自分が何に失敗したのかを振り返らないまま、生活のために望まない仕事を始めたとすると、生活に必要なお金が入ってくるだけで終わるなと思いました。週5で働いていた時に自分のことを考える時間がないことがわかり、週3で働いていた時もやっぱり自分のことを考えている時間がないことがわかっていたので、また働き始めてしまったら、自分の好きなことやできることで収入を得るためにはどうすればいいか考える時間は作れない。

今回、こうやって失敗したことを文章化して振り返れてよかったなと思います。少なくとも頭と手が覚えているから、同じ失敗はしない(ハズ)

次にやること

やり方が間違っていたり、本や人から聞いた情報が自分サイズに変えられていなかったり、何か足りないものがあったりとその原因をひとつひとつ探っていこうと思います。