ミニマリストの部屋

日々、モノを減らす実験

今年こそ、パソコンの苦手を克服しよう。

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みなさんは、パソコンやスマホを使っていてこんな風に思うことありませんか?

  • せっかく教えてもらったのに、やり方忘れちゃった。
  • 周りの人に、わからないことを聞きにくい。
  • 他の人よりすごく時間がかかっている。
  • 教えてもらった通りにやっているはずなのに、上手くいかない。
  • 誰に聞けばいいか、わからない。
  • もう、わからないことがわからなくて説明すらできない!

私はITオンチだからとか、パソコンが苦手だからしょうがない。で済ませていませんか?

私たちの身の回りには、銀行のATMや自動改札機、電子マネーなどコンピューターのシステムを使ったものが、たくさんありますよね?でも、具体的な使い方って誰かに聞いたことはありますか。おそらく使うときに「ここ押してくください」って言われるくらいで詳しいことは聞かないまま使って来たと思います。そんなものがたくさん導入され、その時その時に誰かにちょっと教えてもらいながら使い続けてきました。簡単な説明や操作だけで対応できるものならいいのですが、IT技術がどんどん進歩して、使い方やその機能をよく知らないまま使い始めたものについては、「あれ?うまくできない」ということが起こり、それをITオンチだからとか苦手だからとか、自分のせいにしてしまうことが多くなります。

「苦手だからしょうがない」ままでいるとどうなるでしょうか?

総務省の調べによると、2000年ごろからパソコンの普及が伸び始め、2007年にアメリカでiPhoneが発売されてから、日本でも2010年ごろからスマートフォンタブレットの普及が始まっています。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc111110.html

また2013年ごろからは時計型のもの(ウェアラブル端末)も普及が始まっています。これらのいわゆる「情報端末」やIT技術が使われているものは、IT技術がどんどん進歩し、これからますます増え続けていきます。進歩とともに知識がなくても使えるようにはなっていくでしょうが、使う側の私たちが必要最低限の知識を持っていないと、販売者側と消費者側で大きな溝ができていくことになります。

たとえばこんな話を聞いたことはないでしょうか?

・家電量販店でパソコンを購入した。Excelの使い方がわからないのでお店の人に聞いたら「それ、うちじゃありません」と言われた。
→購入者にとっては、買ったお店の人に使い方を聞いているだけ、洗濯機の操作方法を聞いているのと同じ程度の感覚です。でも店員さんにとっては、それはパソコン教室で習うことだから「うちではない」という回答になります。

・とある携帯ショップでiPhoneを購入した。LINEの使い方がわからないので販売店に質問に行ったら「それはうちじゃありません」と言われた。

→これも購入者にとっては、買ったお店の人に商品の使い方を聞いているにすぎません。ですが、お店の人にとってはLINEはお店の商品ではないので「うちでない」と言うことになります。

これは、購入者がパソコンやスマホを使うのが初めてな年齢層の高い方が実際に経験した話です。パソコンやスマホ、パソコン教室や本の普及により現在はこんなことはないかもしれませんが、IT技術の進歩により、これと似たような状況が誰にでも起こりうるのです。 

消費者である私たちがこれからやるべきこと

IT技術は進歩します。スピードは日進月歩というよりもおそらく昨日の情報がもう古いということもあり得るかもしれません。新しい情報を自分一人で毎日得るのはとうてい無理になってきます。わたしがみなさんにお勧めしたいのは、以下の3つです。

 

  • 自分に必要なものはなんなのかを把握しておくこと

たとえば今の自分の生活にタブレットは必要ないのに、お店で勧められるまま買ってしまうことがないようにしておく。

  • 購入したお店やメーカーサポートを把握しておく

購入したお店がなにをサポートをしてくれるのか、自分がどこのメーカーのモノを使っていのか、そしてメーカーは何をサポートしてくれるのか(故障のサポートなのか使い方のサポートなのかなど)を知っておく。

  • 相談できる人を持つ

IT関係にちょっと詳しい友人・知人がいることで、友人・知人が直接解決してくれることもあれば、解決方法を一緒にネットで探してくれたり、解決してくれる人を紹介してくれたりすることもあります。近所のパソコン教室、自治会で月に一回開催される勉強会に参加する、家族同士でも構いません。「自分以外の誰かに話せる」状態を作っておいてください。

それでもだめなら、私にご相談ください。

私は、パソコンの電源しか入れられない状態で1998年にプログラマーという仕事に就きました。会社で学び、2000年にはパソコン教室でインストラクターになりました。さらに2007年にはパソコンを使った事務職の仕事もスタートし、パソコンや日々進歩するIT技術に「学ぶ・教える・使う」という形で20年以上関わり続けています。この20年の間に経験して気が付いたのは、私はパソコンが好きなんじゃなくて、新しい知識を身に着けるのが好きなんだということ、わからないを解決することが好きなんだということでした。なのでプログラミングや、パソコンの中身をいじることはさほど得意ではありません。

でも、あなたのパソコンが苦手でどうしたらいいかわからないをサポートすることはできます。「もしかしたら、これが原因で苦手になってしまったのではないですか?」「メーカーのサポートがないか調べてみましょう」「不要なファイルがないか確認してみましょう」「この機能を使ってみたらどうですか?」「これは〇〇という意味ですよ」といった具合に。

人生100年時代だからこそ

私たちの生活はいずれ、お買い物は近くのスーパーではなくインターネットでするようになり、公共料金の振り込みはスマホから、あらゆる情報をテレビではなくパソコンやタブレットスマホから得るようになります。健康管理も腕時計型の端末を利用し、掃除も洗濯も介護もすべてロボットがしてくれる日が来るかもしれません。そうなる日がいつかはわかりませんが、あなたのパソコンライフ・ITライフを今よりも楽にしておくことはぜひやっておいて損はないと思います。

 

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