ミニマリストの部屋

日々、モノを減らす実験

ペルソナ・ターゲットが決まらない私がたどり着いたこたえ

「起業するならペルソナやターゲットを決めましょう」と、さんざん言われてきました。でも決まらない。だって、ターゲットはこれで行こう!って決めた瞬間に限ってターゲットから外れちゃう人が相談に来たりするんです。あーこの人も大事ぃー!やっぱり決められない。となります。それの繰り返し(。--)

ターゲットに悩みつつも無事に起業した方は、どうやってこの状況を乗り越えてきたのだろうか?最近それがやっとわかってきました。

んで3日前に、ペルソナはもしかしたらこの人かもしれないぞ!という人が現れました。

見方を変えてみた。

先日「コミュニティ強化の教科書」というイベントに行ってきました。箕輪編集室というオンラインサロンの運営に関わったコミュニティマネージャー柴山由香さん浜田綾さんのミュニティでの役割りについての対談イベントです。

11月10日に開催された会が大人気だそうで、12月20日には大阪開催が決定しました。

peatix.com

そのお話の中で「状況によって鳥の目になったり、魚の目になったりする」ということをおっしゃってました。どういうことかというと、コミュニティ運営には、全体を俯瞰してみるべき時と、このままどういう風に流れていくかをみて自分が発言するタイミングがいつかを考えたりする時があるということなんです。

へぇ〜、鳥の目とか魚の目とかそんなものがあるんだ。
ネットで調べたら、これビジネスの世界で使われる物事を見るときに使うんだそうですね。虫の目ってのもありました。

私の場合は、鳥の目になって全体を俯瞰して見るというより「ただ単に全体を見てただけ」でした。これじゃあ鳥の目になって上から魚や虫をみながら今日のご飯は何にしよう?と迷っているうちに、飢え死にですね(^◇^;)

そうか、わたしは何度も飢え死にしている状態だったのか!
このイベントに出ていたときに、「起業」という特大パラボラアンテナを立てていたからか、おかげで直接起業に関わらなさそうなお話からヒントを頂くことができました。

視点を変えてみる。

私はパソコンに困っている人を助けたい。でも、困っていそうな人たち全体をただみていただけだった自分。じゃあこの先どうしたらいいだろう?鳥の目じゃなく虫の目や魚の目になればいいのだと思いました。虫の目になって困っている人全体の中から、もっと近づいて個人個人を見てみれば何か変わるかもと思いました。

そんな時に(イベントに参加した4日後)、たまたま参加したのが雲丹亀真穂(うにがめみほ)さんと白鹿ゆかこさんのFacebook LIVE配信

 

メインは会話力についてですが、この動画の中でたまたま白鹿ゆかこさんが、この仕事を始めてから初めてパソコンを買ったこと、わからなくてもうちょっとちゃんとやっておけばよかったということをおっしゃっていたのを聞き、この人かも!と思いました。

一度決めたペルソナ・ターゲットが自分にしっくりこなかった原因

実は2年前に、雲丹亀さんともうおひとり起業コンサルタントの鶴泰博さんに起業相談に乗っていただいた際、起業したい女性のパソコンの困っているところをサポートしてみては?とアドバイスをいただいていました。

ただ、「起業したい女性のためのパソコン術」っていう講座を作って一度講座をやってみたり、ストアカにも出してみたりしたんですけど、受けてくれたのは友人2人だけで、外部からの反応がなく、ニーズそんなにないんじゃなかろうかとか、資料の出来栄えやストアカへの紹介文もこれでいいんだろうかとか、考えが負の方向へどんどん進んでいってしまって、「もうこれ、やめ!」ってなってしまったんです。

まあ、今だから言えますが、たった2回しか告知してないくせに「もうダメだー、集客できない、私は否定されているー」ってなってしまった自分の根気のなさが原因です。それをペルソナ・ターゲットがしっくりこないと勝手に思い込んでしまったのですね。

エジゾンを見習えって感じです。←白熱電球ができるまで1万回くらい失敗したそうです。ああ、でも本人は、うまくいかない方法を1万通り試した っていったらしいです。うまくいかない方法を2回試しただけで凹んでいる自分を反省。

とりあえずやってみる。

ペルソナやターゲットを「起業したい女性」にしてみてとりあえずやってみようかなと今考え中です。とりあえず商品開発をしてみたり、事業計画を立ててみたり、集客方法もたくさん試してみたりする。その結果、自分がやっぱり楽しくなかったり、誰も幸せにできないことがわかったら、またその時に一からペルソナ・ターゲットについて考えようと思います。考えた時間は財産!失うものはなにもない!

 

ペルソナ・ターゲットが決まらない皆さん、全体を見ていませんか?時にはぐっと近づいて見てみると、もしかしたら知り合った方の中に、探している人がいるかもしれません。