ミニマリストの部屋

日々、モノを減らす実験

ミニマリストとは、少ないもので幸せに暮らすこと。

私は、お片づけができないダメな人間だと思っていました。

机の上がごちゃごちゃで、勉強道具と遊び道具がいっぱい。
床には本や洋服が散らばっていて、ものを避けて歩く。

子供の頃、お片づけができなくていつもこんな部屋で暮らしていました。机にものがいっぱいだから当然勉強なんかできないし、宿題を忘れたり算数のテストで30点とったりしていました。

20代になり、自分で働いたお金でものを買うようになってから、物はますます増えていきました。でも相変わらずお片づけはできないまま。お片づけの本を読んでも雑誌のお片づけ特集にチャレンジしても、ちっとも片付きません。

私はお片づけができないダメな人間だと思いました。私には無理なんだと、諦めるしかないんだと思いました。

お片づけは、本気でやればできることを知りました。

お片づけを諦めた私に転機が訪れたのは、2015年5月のこと。30年以上実家暮らしだった私に一人暮らしのチャンスがきました。知人に仕事を紹介していただき、奈良から横浜に引っ越すことになりました。

2015年8月から3ヶ月間かけて、33年暮らした自分の部屋のお片づけを始めました。「もう、この部屋には帰ってこない」そう決めて無印良品のプラスチックの収納ケース、180㎝ある棚、イケアのデスクとイス、引っ越した先では着ない服、どんどん処分していきました。

3ヶ月頑張った甲斐あって、4畳半の部屋はマットレスだけになりました。

小さなスーツケースとダンボール2箱の荷物だけで4ヶ月暮らせることを知りました。

2015年12月、とりあえずすぐに必要になるであろう服や化粧品などだけ持って、引っ越しをしました。引っ越しをしてから購入したのは、日々自炊のための食材や、食事を運ぶトレーとか、季節が冬から春に変わりだんだん暖かくなってきたので、薄手のシャツを買うくらい。

さらに、引っ越しをしてから3ヶ月後にミニマリストのエリサさんの著書「トランクひとつのもので暮らす」に出会ってミニマリストという生活スタイルを知りました。いままで私はどのくらいのモノにまみれていきてきたんだろう?少ないもので十分生活ができるんだ。私、ミニマリストになれるかも!

少ないもので幸せに暮らしたい皆さんへ

私は日々、身の回りにあるあらゆる「モノ」「コト」について、どのように増やしていくか、どのように減らしていくかを考えています。私のブログ記事を読んで、片付けたいのに片付かない、捨てたいのに捨てられない、そんなお悩みを持つ方のヒントになれば幸いです。