ミニマリストの部屋

日々、モノを減らす実験

パソコン、わらかないところがわからなくて説明ができない。

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なぜでしょう?
理由は、知らない単語が多すぎるからではありませんか?

たとえば道を歩いて、外国の方に英語でなにか尋ねられた時「あ~この人、地図持ってるし、道を聞いているんだな」はわかっても、これ英語で何っていうんだっけ~?日本語なら説明できるけど、単語を知らないから簡単な説明すらできないよ~となります。

パソコンも同じで、目の前で起こっていることはなんとなくわかるんだけれども、説明するための単語を知らないと説明ができません。

説明するためのボキャブラリーが少ない理由

  • 文字に起こすことがないから

私たちは普段、パソコンなどのIT機器を無言で操作しています。今起こっていること、やっていること、手は動かすけれど、文字に起こすということをしません。

  • 用語を耳にする機会が少ない

パソコン教室に行くと、各部の名称やボタンの名前を言いながら説明してくれます。説明を聞いたときにメモをしたり、何回も何回も先生の口から名称を聞いていると、ある程度耳には残ります。でも、職場や家庭で誰かに教えてもらうときは、「ここを選んで、ここを押して、最後にOKを押して…」名称が出てくることはあまりありません。

また、日常生活でも周りの人とパソコンのことやIT技術のことを話題にする機会も少ないのではないでしょうか。

  • IT技術がどんどん進歩して、新しい用語が増える

パソコンがない時代からパソコンがある時代になり、これまでには使ったことがなかった用語がどんどん増えています。さらに、名称が英単語で長い場合は、頭文字をとって3文字程度のアルファベットになります。例えばUSBは、Universal Serial Busの頭文字をとってUSBと呼んでいます。

パソコンの世界に関わらず、3文字のアルファベットであらわされる用語は、たくさんありますよね?聞いているうちに、パソコンのことなのか、パソコン以外の分野のことなのか、だんだんわからなくなってきます。

今起こっていることを文字にしてみる。

冷静に考えると、意外と知っている日本語で文章を組み立てることができます。たとえば、
パソコンが動かない!
 →電源ボタンを押しても、画面に何も映らない。真っ黒なまま。
 →マウスを動かしても、画面に映っている白い矢印が同じ場所から動かなくなってしまった。
 →Excelを使っているときに、突然文字の入力ができなくなってしまった。

こんな風に置き換えるだけでも、誰かに聞くと「今こうなっていますか?」「もしかして、こうなってませんか?」問題を特定しやすくなる時があります。

私たちは普段、見慣れない状況に遭遇すると慌てるものです。突然大きな地震が起こったり、自転車をこいでいた女の子が目の前で転んだり、あたふたします。パソコンも見慣れない状況が目の前に現れるとどうしていいかあたふたして、何をどうすればいいかわからなくなってしまいます。

そんな時は、ひと呼吸おいて「いま、どうなってる?」自分に聞いてみましょう。そして知っている単語を並べてみてください。わからないを文字にするだけで、人に聞きやすくなったり調べやすくなったりしますよ。