ミニマリストの部屋

日々、モノを減らす実験

失敗しないパソコンの選び方、7つのポイント

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パソコンをそろそろ買い替えようかなーでもどうしようかなーなんて思い始めて気づいたら1年経っちゃった!そんな方いませんか?

パソコン選びって意外と難しいですよね。なにを基準に選べばいいのかわからない。でも何も決めずに買いに行くと、電気屋の店員さんも「この人はどんなパソコンが欲しいんだろう?」ってなりながら相談に乗ることになるので、例えば予算を決めずに買いに行ったら、店頭でさらっと「18万円です」って言われて「わ!高っ!」みたいなことが起こります。でも「5万円です」って言われて「わ!安っ!」って思って買ったら必要な機能が付いていなかった…(;・∀・)なんてことも起こります。どうしたもんでしょうねぇ。

多いから迷う

コロンビア大学ビジネススクールシーナ・アイエンガー教授によるジャムの実験と言うのがあります。スーパーで試食販売を行いました。24種類のジャムを置いた時と6種類のジャムを置いた時と、どっちが売り上げがよかったか。結果は24種類を試食した人の中で買った人は3%、6種類の時は30%の人が買っていったそうです。これは「選択のパラドックス」というものだそうで、種類が多いと選ぶのに時間がかかって「もうええわ~」なっちゃうみたいですね。

パソコンも同じ

家電量販店を覗いてみましょう。たくさんの種類のパソコンが並んでいます。いっぱいあるから迷うんです。ジャパネットたかたの販売スタイルを見てみましょう。パソコンとプリンターとデジカメの3点セット。ついでに古いパソコンの引き取りと設定まで付いてこのお値段!1つですからもう迷う必要がありません。

Apple Storeはどうでしょうか?選択がデスクトップ2種類、ノートパソコン3種類の計5種類です。ノートパソコンを買うと決まったらあとは、性能の良さや保存するスペースの大きさなどを2~3種類から選ぶだけ。とてもシンプルです。私たちが長時間迷わないようなシステムになっているんですね。

じゃあいっぱいある中からどうやって選んだらいいの?

パソコンを購入するために長時間悩むと疲れます。悩んで結局買わずに帰るということも避けたいですよね。じゃあ家電量販店へ行って、たくさんあるパソコンの中からさくっと選ぶためにはどうしたらいいでしょう?やっぱり、あらかじめ決めておくのが一番です。例えば家を借りる時と同じように考えてみてください。借りる時って大抵こんなこと考えてませんか?

・家賃

・駅から歩いて5分

・トイレとお風呂は別々

・会社までドアツードアで40分

・近所にスーパーがある

などいくつかの条件を決めで進めていきますよね。で、不動産屋さんにこの条件で探してもらって、その家賃だと徒歩5分は難しいですね、徒歩10分ならこんなのがありますよ~なんて感じで条件を妥協しながら決めていきます。パソコンもこれと同じように予算や条件を決めておいて、お店の人と相談しながら予算を上げるとか条件を妥協するとか決めていけばいいんです。

パソコン選び、7つのポイント

  1. 予算はどうする?
    これが1番大事です。家賃もそうですよね、毎月いくら払えるかを先に考えると思います。予算は5万円なのか、7万円~8万円なのか、10万円なのか13万円なのか、予算は最初に決めておきましょう。

  2. デスクトップなのかノートパソコンなのか?
    シンプルに考えると家の中で仕事をするならばデスクトップ、外に持ち歩きたいのならノートパソコンですが、私のお勧めはノートパソコンです。それは、わからないことがあったときや万が一故障してしまったときにデスクトップの場合はサポートの人に家に来てもらう可能性があるからです。

    「困ったときはいつでも伺います」手ごろな価格でそんなサービスがあればデスクトップでもいいかもしれませんが、ちょっとわからない、困ったな、誰かに聞きたいなが起こった時に、気軽にカフェで質問をしたいような場合は、ノートパソコンがおすすめです。

    ちなみにここで選択肢としてタブレットはどうなのかと考える人もいるかもしれませんが、タブレットタブレットであってパソコンではありません。パソコンでできることとタブレットでできる事には大きな違いがありますので、タブレットは選択肢に入れない方が良いでしょう。

  3. 重さ
    ノートパソコンを選んだ場合、当然持ち歩きますから重さも重要です。特に女性の場合2キロは結構持ち歩き大変です。私は1.3キロほどあるMacbookAirをリュックに入れて持ち歩いていますがそれでも肩がこるくらい。特にネットで購入の場合は分かりにくいので、重さがどのくらいなのか気になる方はぜひお店に行って2キロってどのぐらいの重さだろう、1.5キロはどのくらいだろう、1.3キロどのくらいだろうと実際に店頭で手に持って確認をさせてもらってください。

    ちなみにお米2キロとノートパソコンの2キロは、重さは一緒ですが持った感覚が違います。必ずノートパソコンの重さで確認をしてください。

  4. 画面のサイズ
    こちらもお店に重さを測りに行ったとき一緒に確認をしてみましょう。ネットで13インチ15インチと書いてあってもよくわかりませんよね。お店に行って13インチってこのくらい15インチってこのくらい8インチってこのくらいというのを目で見て確認してください。

    会社や家でパソコンを使っている方は、メジャーでサイズを測り、メモしておくといいでしょう。普段から使っているパソコンと画面の大きさが同じ方がいいのか少し小さくてもいいのか、少し大きい方が良いのか比較する対象になります。お店にメジャーを持っていくといいですね。

  5. マイクロソフトオフィスが入っているかいないか
    これはとても重要です。安いからといって買ったらWordやExcelが入っていなかった・・・とならないように気を付けてください。仕事でWordやExcelを使うなら、パソコンの入っているタイプを購入することをお勧めします。またパソコンによってはWordとExcelは入っているけどPower Pointは入っていないものもあります。使う予定があるならばPowerPointも入っているか確認が必要です。

    私は昔、Sonyがいい!とSonyVAIOを購入したことがありました。仕事で使いたかったWordとExcelが入っていなくて、代わりに音楽や動画編集ソフトが充実してました。だって、だってそれがSonyの得意分野ですもの。そりゃそうですね(;^ω^)

    マイクロソフトオフィスを別で購入するという手もあります。ただしその場合、価格比較が必要になります。たとえばパソコン5万円、マイクロソフトオフィスが1.5万円だったら合計6.5万円なので、すでにマイクロソフトオフィスが入ってる状態で8万円で売られているものより別々に買った方が安くなります。さらに自分でパソコンの中に入れる必要があるので、自信がない方は、1.5万円高くなっても最初から入っているものを買った方がいいかもしれません。パソコンに詳しい友人に3千円で手伝ってもらうという手もありますが…

  6. CPUとメモリとHDD(SSD
    パソコンの脳みそ当たるところがCPU、作業スペースにあたるのがメモリ、そして保存する場所がHDD(SSD)です。動画の編集をしたり、音楽を作成したり、デザインなど細かいことをしたりする場合や、ゲームもするし音楽もかけるしExcelも使うし一度にいろんなものを使う場合は、CPUやメモリの性能が良いに越したことありません。でも今の世の中IT技術はどんどん進歩していく一方で、どんなにいいものを買っても使っていくうちに1年で動きが遅くなってしまうことはよくあることです。自分が普段パソコンを使ってどんな作業するのかを言えるようにしておくとお店で店員さんに「普段こういうことをするんですけれども、どのくらいの性能のパソコンを買えばいいですか?」と相談することができます。

    HDD(SSD)に関しては、最近の主流がSSDなので買えるんだったらこっちを選ぶ!くらいで覚えておくといいでしょう。どうしても妥協しなきゃいけないときにHDDの方を選ぶようにしてください。違いは何?気になる方は店員さんに聞いてみましょう。親切な店員さんなら教えてくれます。

  7. その他の条件
    日本のメーカーがいい、色はピンクがいい、キーボードのさわり心地が前と同じものの方がいい。など。最終判断に迷った時にこれらの条件で決めるという方法があります。キーボードの叩き心地は意外とストレスの原因にもなりますから… 

 

私たちは普段ものを買うときに、目的を持って買います。例えば寒いという理由でコートを買う。お腹がすいたからレストランに入る。で、実際にじゃあコートを買おうとなった時に、とにかく暖かさが欲しいならダウンコートだし、春先に羽織れるものが欲しいならばトレンチコートといったように目的に合わせて買うはずです。レストランだって今食べたいもので決めますよね。がっつり食べたいのにカフェに入ってサンドイッチを頼む人はいないと思います。

予算はいくらか、パソコンで何をやりたいのかをはっきり決めないまま買いに行ってしまうと、相談に乗ってくれる店員さんも「この人は一体何が欲しいのかなあ」となってしまいます。パソコン選びに悩まないように、そして購入に失敗しないように、ぜひこれらのことを一度文字にしてアウトプットしてみてください(^^)/