ミニマリストの部屋

日々、モノを減らす実験

母の誕生日というものの対処の仕方

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この前、母の誕生日に実家に帰った。
母は今年71歳。あと何回祝えるんだろうか?っていうか、100歳になっても祝えるけど、多分本人は何が行われているのか良くわからんだろう。それは、デイサービスに行っている94歳の祖母を見てれば良くわかる。だって、「今日は何してきたの?」って聞いても「仕事だ」って言うんだもん。

母もそのうち、なんでケーキが目の前にあるのか意味がわからなくなるであろう。
そして、ケーキでお祝いならまだ歳いってもわかるかもしんないけど、せっかくだからどっか出かけよう〜ってなっても、もうたくさん歩けないし、たくさん食べられないし「でかけたくない」ってなるかもしれない。

というわけで、母がまだひとりで歩けるうちはちゃんと会って一緒にどっか行こうと思った。

そういえば小学生の時、母の誕生日にカセットテープラックをプレゼントしようと思って「これ」と決めていた物があったのに予算が足りなくて買えなくて、んで、仕方なくその時の予算で買える小さいカセットテープラックを買ってプレゼントしたことがあった。

父が六男だったから、親戚が多くて叔父叔母いとこからもらったお年玉が最高70,000円になる年があったのに、小学生のくせにそんなにもらっていたのにも関わらず、母の誕生日に自分がプレゼントしたいものも買えないなんてと、お金にルーズな自分を嫌だなと思ったことがある。

それから20年ほどが経ち、母の還暦の誕生日、還暦だしって思って赤いもので選んだのがちっちゃなルビーだったかガーネットのピアスだった。確か20,000円くらいだったかなー

その時の私は、20代で難病にかかってしまい、思うように働けず、収入はもちろん貯金なんてものもできなくて、つくづく私って金に縁がないと思った。いつまでたっても母に大したプレゼントを贈ることができない私はずっとこのままなのか?20年経っても変わらない自分をまた嫌だなと思った。

還暦のお祝いから10年、今年は母と、京都のホテルのレストランでランチして、京都をブラブラして、ホテルのスパでのんびりした。

去年は赤坂のホテルに4泊して東京満喫したな。その前は温泉?有馬温泉とか。
ああそうか、私の風呂好きは母譲りなのか。
こうやってここ数年は、一緒に旅行したり温泉入ったり、ランチやディナーをしたり、はとバス乗ったり…

母がもし、寝たきりになっちゃったら、ベッドの横で「あそこ行きたかった」「ここも行きたかった」「連れてってもらえなかった」とか言い出したら世話をするのも嫌になるし、隣で写真見ながら楽しい思い出話ができるようにしておこ。

去年はホテルモントレ赤坂、今年はホテルモントレ京都だったから、来年はホテルモントレ沖縄にしようかな〜♪ ⇦自分が行きたい( ^∀^)