ミニマリストの部屋

日々、モノを減らす実験

もう整理収納の本にときめかなくなった自分。

あんなに収納整理の本ばっかり集めてたのに。

23歳頃からだったか、当時付き合っていた彼と同棲していて、主婦向けの本をよく買ってた。サンキュ!とか近藤典子さんの整理収納の本とか。

でも買って終わり。写真を見て満足。
たまに真似してみようと思って100円ショップやホームセンターでカゴを買ってみたり、家具を買ってみたりした。でも全然部屋がスッキリしない。で、結局買ったり捨てたり売ったり放置したりを繰り返す日々。捨てると売るがうまくできなくてものはいっぱいになるばかり。

そうだ。私は子供の頃からお片づけが苦手で、机の上は勉強道具もおもちゃもごちゃ混ぜでいつも物がいっぱいの子だった。ふでばこ約20個、消しゴムにいたっては一生かかっても使え切れないくらいあった。

収納家具を増やしたり、ものをしまうことばかり考えていた。
あれらか20年。

紙の本は増やさない。それがマイルール。そう。ものは増やさないのが基本。なんだけれども今日、久しぶりになんか面白い本ないかなー?と本屋さんをのぞいてみた。

シンプルライフについての本や収納整理、お片づけ特集の載った雑誌やらを数冊パラパラっとめくってみた。

あら?ときめかない。
写真には、カラーボックスを上手に使った収納や本棚に綺麗に並べられた本、整頓されたクローゼットのポールに服が何着か吊るされている。
私の部屋には家具がないぞ!
本はkindle版がメインだから紙の本は20冊弱しかないぞ!
ポールに吊るされている服は、10着もないぞぉ!

どうやら、もうこういう本に頼らなくても大丈夫になったようだ。
でもやっと、やっとこさここまでたどり着いた。って感じ。

 

整理とか収納とかお片づけの方法は、たくさんのスペシャリストがいてたくさんの本がある。近藤麻理恵さんとかすはらひろこさんとかやましたひでこさんとか、いろんな人のいろんな方法を知って私がようやくたどり着いた私にぴったりの方法は、「ひとつひとつのものと向き合う」ということだったのかもしれない。

これからも、いろんな人の考え方に触れて、自分にしっくりくる部分を上手に取り入れて行こうと思った。

私のものと向き合う生活は、まだまだ続く。